三井造船株式会社|MESの年収・企業評判/新卒採用入社、30代前半主任の口コミ

三井造船株式会社は、主に造船を行う重工業メーカーであり、東京都中央区に本社を構える。三井グループに属し、船舶、機械、プラント、環境などを扱う。

今回は、大学院卒、新卒採用で三井造船株式会社に入社し、施工管理職として勤務するAさんに、仕事内容、志望動機、年収、企業評判などについてお伺いした。

仕事内容:造船の施工管理職

「三井造船は読んで字のごとくですが、造船会社です。顧客から依頼を受けて様々な船を作っていますが、船のタイプによって部署が分かれています。また船のエンジンだけを作っている部署、メンテナンス専門の部署もあります。私は、造船施工管理職として勤務しています。造船の工程管理をすることが役割で、関係各所、顧客、業者との橋渡し役になっています。現場で船を作る実際の作業はしませんが、進捗を確認するため、しばしば現場に行き、現場の作業長と進捗管理をしています。」

採用時の志望動機:歴史ある会社で地域貢献したい

「同じような企業城下町で育ったため、歴史のある会社に入社して地域貢献がしたいこと、モノ作りがしたいこと、などを話しました。大学からの推薦だったため、さほど大変な選考ではなく、よっぽどのことがない限り、学校推薦がもらえれば内定する流れで、学内で推薦が得られるかは成績によりけりでした。同じ職種で中途入社をする人はほぼいません。大学院卒、大学卒、高専卒がほとんどで、一部高卒となります。」

仕事のやりがい・大変なところ:船の完成には時間と危険を伴う

「長い期間をかけて船を作り上げることが仕事のやりがいです。ただし、とにかくハードです。船が完成するまで数年、長い道のりがあり、その中でいくつもの工程に分かれていて、それぞれに納期があるため、工程通りに進捗しているか、常に関係各所に確認と指示を行い、顧客に説明をする必要があります。また船が完成したあとは試運転といって実際に船を動かし異常が無いか確認するため航海に出ます。この時期は一週間船に泊まり込みし、数回繰り返し航海に行きます。航海の際、万が一のことがあれば命に関わる仕事です。」

残業時間:年間繁忙期のこともあり

「閑散期はほぼ残業なし、定時で退社できますが、繁忙期は月100時間を超えることもあります。繁忙か閑散かは季節要因ではありません。船舶を一隻作るのに数年かかりますので、その過程で忙しい年があります。今年は忙しい年で、私の年間残業時間を月で平均すると82時間ほどです。休日出勤も頻繁にありますので、これも残業時間に含まれます。残業発生理由は納期に間に合わせるためです。機械が相手ですのでトラブルがあれば原因解明と対策を考え報告する作業もあります。」

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年収・手当・福利厚生:30歳少々の主任正社員の年収

「わたしは大学院卒で、新卒採用入社7年目の正社員です。年齢は30代で、30代の前半、中盤、後半の内では前半です。役職は主任で、年収は700万円ほどです。年収の内訳は、基本給30万、残業手当月10から20万(この年は繁忙年で、残業代は年換算すると月20万円弱、残業は月平均80時間少々分でした)、ボーナスは60万×2回/年です。福利厚生は社宅利用可(地域による)で月1万5千円、財形貯蓄、土日祝休み、計画年休消化日あり、通勤手当あり、駐車場あり、社食あり、団体保険ありなどです。昇給については年功序列ではありませんが、近い傾向は残っています。給与体系は、勤続年収や評価に応じています。学歴で出世できるバーは決まっています。」

評価制度:課長補佐以上は残業手当がつかず年収が下がる

「年功序列の雰囲気は多少残っています。営業会社ではないので、ノルマに追われることはなく、じっくりと長期的に仕事に向き合えます。期初に目標を立て、半期ごとに振り返り、評価に反映されます。評価を判断するポイントは、工程通りに進捗が出せたか、コスト削減ができているか、などです。

なお、わたしの年収は、同世代では平均的です。この年齢になると周りは大体主任になっています。主任の次に課長補佐、その次が課長となります。課長補佐以降は残業手当がつきません。さらに、課長補佐と主任の待遇はほぼ変わらないため、昇進するにも関わらず年収が大きく下がります。また、学歴でどこまで昇進できるかが決まっており、高専卒、高卒の人は課長補佐までです。よってキャリアを積んで会社への貢献度が高い人でも、課長補佐止まりの人が多くおり、会社の人件費はこういった部分でカットされていることになります。」

社員教育・社内研修

「教育、研修制度は充実しています。入社して数年間は無料で英会話のレッスンが社内で受けられます。また、TOEICの点数が昇進に関係しますので、TOEICの受験料は無料になります。定期的に研修があり、県外に行くこともあります。」

女性の待遇:仕事柄女性の活躍は難しく、男性社会

「営業職・事務職には、人数は多くは有りませんが女性が在籍しています。雇用形態は、営業職はほぼ正社員、事務職はパート雇用の方が多いようです。ただ、会社は、現場での作業など危険を伴う業務を女性に任せることには消極的です。そのような作業を担当している部署には女性はほとんどいません。業務内容から考えても、男性中心の人事になりやすい業界です。そのため女性の社会進出とか、女性管理職を増やそうなどの考え方には積極的とは言えないかもしれません。」

仕事はおすすめ?:財閥系の会社であり安定している

「おすすめできるところは、財閥系の会社であるため、安定しているところです。会社が倒産してしまうのではないかと心配している人はいないと思います。
 向き不向きは、造船施工管理に関しては、人と接することが多いため、機械相手の仕事ができると思って入社してしまうとギャップがあると思います。あくまで関係各所との連携を円滑にして工程どおりに船を作ることが役割です。そのなかで技術的な知識は必要に応じて学んでいきます。
 会社全体としておすすめできるかどうかというと、古くからの風習のようなものも多く残っていますので、ワークライフバランスを大切に考えている人には不向きかもしれません。」

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