学校法人立命館の高校教諭の年収・職場評判/残業は部活動など慢性的に多い

学校法人立命館の高校教諭の年収・職場評判/残業は部活動など慢性的に多い

学校法人立命館は立命館大学、立命館アジア太平洋大学、立命館中学校、立命館高等学校、立命館小学校などを有する京都府京都市に本部を置く学校法人である。

今回は、学校法人立命館の30歳、高校教員として勤務するDさんに、私立高校の教員の仕事内容や残業時間、高校教員の給料、評価制度などについてお伺いした。

仕事内容:大学附属高校の教員の仕事

「大学法人の附属高校の教員として、学校業務全般を受け持っています。一般的な私学よりも規模が大きく、全国に附属校を持っているため、他の学校との連携や新しいキャンパスの立案計画なども受け持つことがあります。なによりも人を育てる仕事であり、その一点に誇りを持って取り組んでいます。様々な業務があり、多岐にわたる中で、本校の理念に則って子供達にこれからの未来に本当に必要な力を身につけさせることが大きな役割です。
業務内容としては授業担当が週に17時間あり、これは公立高校に準じています。次に、担任業務として毎日の朝終礼、面談、学校行事の企画などがあります。また、学校という組織を回すための、例えばテスト時間割の作成や成績処理、問題行動を起こした生徒への指導といった、教務や生徒指導関係の校務分掌が割り当てられます。私学ですので、入試説明会の企画と実施、入試作問が当てられる先生もいます。他にも学年主任であれば毎日の担任業務の管轄、生徒集会でのワンスピーカーなど、教員の中でも業務は多岐にわたります。」

採用時の志望動機:大学附属が可能とする教育に魅力を感じ

「大手大学附属校だからこそできる、小中高大連携のアカデミックな学問探求を見据えたカリキュラム、そうして築き上げられる知性と両輪を為す人間教育の理念に共感しました。教育という、永遠に答えのない営みにおいて、御校が掲げる、未来を創り出す人間を育てていくという理念は、これからの時代に必要な視点だと感じています。」

仕事のやりがい・大変なところ:本当に必要な教育を考え実践する面白さがある

「一般的な受験校とは異なる、大学附属ならではの面白い取り組みが多いところが面白いです。論文作成、個人研究、株のシュミレート、世界文学の授業などの、本当に必要とされると思われるアカデミックスキル、あるいは実学的な学びを実践することができます。ただし、カリキュラムや授業教材、方法までを自分たちで考えなければならず、自分自身が受けたことのない教育を生み出すことの苦労はきりがありません。それでも、周囲には信念を持って自らの教育を実践されている先生方がおり、自分も頑張れます。」

残業時間:部活指導など含め慢性的に多い

「部活指導なども含めると、大体1日の残業は4時間程度です。テスト期間、夏休み期間はかなり早く帰れるので、そこでバランスをとっています。それでも平均して、月に70時間は残業していると思います。こだわりだすときりがないので、ある程度で区切ることが必要とは感じます。なお、夏休みも配属された部活動の厳しさにより取得出来る日数はそれぞれです。1ヶ月丸々来ない先生もいれば、盆休みの期間も学校に出てきて指導されている先生もいます。私の場合、7~8月で計11日間夏休みを取得しました。」

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年収・手当・福利厚生:学校法人立命館の高校教諭の給料は?

「正採用の場合、年齢給で確実に昇給し、賞与もほぼ確実に出ます。年収は30歳で600万円台、40代半ばで1000万円台に乗り、同業と比べてもかなり高めだと思われます。大学教授の給与体系もあり、そちらは高校教諭よりもさらに高いです。教職大学院もあるため、現職教諭がそちらに異動になって大学教授になることもあるので、本件もあながち無関係とは言い難いです。私の場合、高校の教員で、役職はとくになく、入社3年目の30歳で、総年収は650万円です。現在の基本給は34万、住居手当1.5万、その他手当2〜3万ほどで、賞与は年5ヶ月と少しです。その他、個人研修費、出張費などが支給されています。」

評価制度:正規教職員は年功序列

「年功序列です。若手が毎日10時まで残っているのに対し、50代半ばで仕事のない先生は5時で帰ります。正直やりきれない部分もありますが、その評価は生徒からの生の声やアンケート、なにより成長に如実にあらわれるため、それを励みに頑張れます。(だからといってインセンティブが出るわけではありませんが。。。)給与水準は他の学校に比べても高く、夏休みも部活指導以外はしっかり取れます。なお、私の年収は年齢給のため、同法人の同世代高校教諭と年収は変わりません。ただし、単年契約の常勤講師という制度があり、そちらは年齢給ではなく常勤一年目、二年目、三年目と給与が上がります。大体年収にして400万を越えるくらいと聞いていますが、常勤である限り40歳の先生でも同じ額であること、最長でも三年までしかおれず、契約が切れれば実質解雇になることを考えると正規教員と常勤講師との間の格差は一般的な学校よりも激しいのではないかと考えます。30歳前の先生は大体常勤講師で、将来の不安を口にしています。」

社内教育・社員研修

「毎月、新人研修やミドルリーダー研修があります。内容は多岐にわたり、新人研修を例に取れば、学校関係の法律から生徒理解の方法、授業論など本校に勤めるだけでなく、一生必要とされるだろう知識が学べます。有効活用するかは自分次第ですが。」

女性の待遇:育休は男性も取得出来る環境

「私の勤務校では、女性管理職は少ないです。そもそも女性の数自体が少なく、全体の2割程度でしょうか。ただし、育休は男性も取得しており、権利は保証されている印象があります。時短はあまり見かけないですが、子育てしている女性が休みを取りやすいとは感じます。」

仕事はおすすめ?:高い給料を求める人にはいいが倍率は高い

「過労で倒れたり、休職する先生は非常に多いと思います。しかし、これは学校教員である限り宿命のようなものです。給与は申し分ないので、お金が欲しい人にはおすすめします。ただし、正規教員の採用試験が相当に厳しいです。公立の教諭、私立の進学校の教諭などがこぞって受けに来ます。倍率は200倍を越すこともあるため、採用試験突破のためには相当なキャリアか将来性、能力が必要です。毎年試験はしているので、試しに受けてみるだけでも良いかもしれません。」

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