電気化学工業(新:デンカ株式会社)の評判・年収・仕事内容などインタビュー【口コミ】

日本の総合化学品会社である電気化学工業株式会社、通称「デンカ」。

有機系素材、無機系素材、電子材料、その加工製品などを取り扱う企業で、東証一部に上場している。企業名を知らない方もいるかもしれないが、歴史は古く、1915年創業でついに100周年を迎える。

電気化学工業に就職したT氏も、そんな企業に勤める一人だ。T氏に、この100年の歴史ある企業のキャリア、仕事について聞いた。

「入社後は、技術職の場合、製造部門、研究部門、エンジニアリング部門から始まります。エンジニアリング部門は、電気・機械系の人が配属されます。製造・研究は、化学系の人が配属されます。製造では、コストダウンや、品種統廃合、生産性向上、製造トラブルの解消などに取り組みます。研究は、新製品開発、品種改良、ユーザーからのクレーム対応、特許管理を行います。」

しかし、最近の新入社員のキャリアアップについては、

「ゆとり教育の影響とも言われていますが、入社が浅い年代は男女問わず、キャパが小さい傾向にあります。例えば、危険物取扱、高圧ガス取扱などの必須資格も、30代以上には簡単な資格だったのに、若い世代では合格できる人がほとんどいません。そんな事情で、ISO関係や特許管理など事務的なことは、若い人には負担になると考えて、任せない現場もあります。現在30代・40代の社員が昔は1人でやっていたことを、今の人たち3~4人に分担させている感じもあるのに、将来、出世できなかった理由を差別と捉えてしまう人が出てくる可能性が心配です。」

と不安をもらす。評価制度についてきくと、原則年功序列だが、近年大卒者が多く、ポストがない現状があるという。

「昇給試験はありません。学部卒と大学院卒の差もありません。長期入院など特別な事情がなければ、修士卒は8年で7級社員(主事)、学部卒は10年で7級社員(主事)になります。ただ、修士卒は定年が2年早く来ますから、学部まで出ていれば差がないと考えてください。昔は、大学を出ていれば、入社18~20年で何かしら課長・担当課長のポストが用意されましたが、最近は大卒が多いので課長になれない人も相当います。工場採用と本社採用があり、大学を出ていても工場採用の場合には、技能職として現場仕事で技能を身に着けるコースを歩むことになりますから、管理職にはなりません。(銀行の本店採用・支店採用のようなものだそう)」

また、女性の管理職についてはほとんどいないという。営業職、技術職で女性の専任職(大卒)を積極的に採用し始めたのが、7~8年前のことらしく、まだ女性の管理職は誕生していないとのことだった。ただし、男性・女性の差別は全くないという。
年収についてはどうなのだろう。T氏の年収について話してくれた。

「大卒、40歳(扶養家族=妻+子1人)で、月給は総支給額45万円、手取りでは35万円です。賞与は、7月と12月に、それぞれ総額120万円、手取りでは91万円です。つまり、年収は総額780万円です。給与は、専任職(大卒)と技能職(高卒・高専卒)での差がありますが、大卒専任職であれば、営業でも技術でも違いはありません。海外駐在員になると、現地通貨の分がありますから、年収が増えます。上記は国内での勤務です。」

また、残業は毎日2~3時間あるそうだ。ただし、そんなに仕事がないのに、ネットでニュースを見たり、雑談してたりして、いつまでも会社に残っている人も多いとのこと。

「仕事に追われて残業という人は少ないとおもいます。20代の技術系の学卒は、上司が帰るまで帰りづらいとか、部課長によく見られたいという理由(そうは言いませんが)で残っている人が多いです。こういう人は、上司が帰るのを見届けると、すぐに帰りますから、親の目がないとマンガを読んでいる小学生のようです。勤怠は、自己申告制です。千葉工場では、勤怠システムで申請しますが、新潟県の青海工場では、フォーマットが決まったエクセル表を印刷して、そこへ手書きで記入して上司の承認をもらいます。タイムカード機とか、バーコードでピッと入力するようなシステムはありません。」

この会社を他の人に勧めることができるか聞くと、
「年収に重点を置く人にはお勧めできません。化学業界では、もっと給与が高い会社がいっぱいあります。ただ、家族を大切にしながら定年まで勤めたいという人にはお勧めできます。社員を大事にする会社ですし、同期で多少の格差がつくことがあっても、雲泥の差がつくことがないので、安心して働けます。」
と言っていたのが印象的だった。

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