日本マイクロソフト株式会社の年収・評判/転職採用入社の営業職部長の口コミ、アメリカ本社への駐在や出張は?

※写真はイメージであり、当該口コミとは特に関係はありません。

回答者プロフィール
性別

総合職
役職:部長
年齢:44歳~46歳
退職(勤務年数8年~9年)



男性
中途採用
雇用形態:正社員
学歴:大学卒
文理:文系



年収:1400万円
残業時間:40時間
有給取得率:495%


社内における自分の年収状況:年収の内訳は、固定給や手当が1000万円、成績給400万円くらい。出張手当は5000円/日ほど。この年収は、同社の同じ年齢の社員に比べては比較的高い方だったと思う。完全に役職次第で決まる。(年収条件:制限なし)

勤務満足度
満足度総合
★★★★★
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(4)
職場の満足度
★★★★★
★★★★★
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勤務環境の満足度
★★★★★
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年収・待遇の満足度
★★★★★
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仕事内容の満足度
★★★★★
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(3)
業界・企業の将来性
★★★★★
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キャリアUPの満足度
★★★★★
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評価・昇進の満足度
★★★★★
★★★★★
(4)
女性の待遇・機会均等
★★★★★
★★★★★
(4)
仕事内容

職種:営業/販売促進


業務内容は国内のソフトウェアパッケージ開発会社に対するマイクロソフトテクノロジーの導入促進であった。私のチームは情報系ISVと呼ばれる、グループウェア、SFA、ユニファイドコミュニケーション、ワークフローなどの開発ベンダーを担当した。Windowsプラットフォーム対応は当然であり、評価の対象には殆どならない。SQLサーバー、Sharepointサーバーなどのミドルウェア対応促進が役割となる。最終目標は.NETテクノロジー採用となり、これが実現すれば実質MSテクノロジー清一色となる。更には、最新バージョン対応が部門の大きな役割となり、3年に1回あるメジャーバージョンアップへの対応促進が重要な仕事である。

口コミ回答

仕事のやりがい、大変なところを教えてください。

MS(マイクロソフト)は直販を行っておらず、パートナー企業がそれぞれ活動をしているため、極論すれば自分は何もしなくても勝手に売上が上がる面もある。また、分母となる金額が大きいので、自分が少々努力したところで会社にどれくらい貢献できているのかは非常にわかりにくい。

例えば、以前会社として目標数字に届かない時期があったが、足りない金額が800億円だったりする。それでも目標の85%は超えているのだ。部門にもよるが、営業職は純粋な営業というよりも営業推進的な立ち位置になることも多く、顧客や担当パートナーに対する戦略策定や施策の実施などをどんどん打っていくことが必要になる。

MSは新しいテクノロジーやニュースが溢れている会社であるので、相手に提供する情報に事欠くことはなく、積極的な情報開示を行いながらビジネスを進めていく形となる。

大変なところとしては3年に1回メジャーバージョンアップをするのは完全にMSの都合であり、それにお客様やパートナー様を振り回すことになること。ひどいときには新バージョン発表会の翌日から、次のバージョン対応の話をしに行くケースもある。そういう「ベンダー側の都合」を押し付けることがストレスになるところだろうか。そして、頑張って新バージョンや、新しいテクノロジーに対応してくれたとしても、MSとしてパートナー企業に返してあげられるメリットは殆ど無かったりする。

活躍しやすい人、歓迎される人はどのような人ですか?

私は中途採用だが、採用された決め手は前職での職務経験だと思う。営業職のため、特に資格やスキルは持っていなかった。採用時の面談では、今までの経歴や、仕事の進め方、自分のアピールポイントなどを聞かれる。私の場合、評価されたのはいわゆる「大企業に対する営業経験」と思われる。ラージアカウントと、中小企業向けの営業はかなり進め方が変わるためである。また、製品担当のパートナー営業としての経験と、技術的な知識の豊富さも、以下の観点から評価された。

 ・MSテクノロジーを推進することが求められるため、営業といえど技術的な知識が求められること、
 ・直販ではないため、パートナー協業が必須となり、パートナーマネジメントの経験を有していたこと
 ・戦略を立ててパートナーを口説きに行き、たくさん売ってもらう施策を立てる経験を有していたこと

英語に関しては、私はあまり得意ではなく、TOEICは受けたことすらないが、入社にあたっては問題がなかった。必要となるのは、英語のメールやら資料を「ある程度」読む力であって、英語力自体はあまり問題にならない。実際、英語が苦手な社員も多い。私自身は、海外旅行程度では困らないが、日常会話に不自由はないかというと、スピーキングは苦手。ヒアリングはある程度対応可能である。英語力と言っても、所詮専門用語がキーになるので、業務がわかっていればある程度わかるものである。

ただしUS本社から来る社員のためそれなりに英語は必要となるが、多人数の会議は通訳を入れてくれることも多く、そんなに困ることはない。とはいえ、少人数の時は通訳は入らないし、英語にアレルギーを持っている人には辛いのかもしれない。海外出張時もあるが、全員が行くわけではない。

採用される人材とされない人材の差として、面接は、採用部門長とのインタビューとなるため相性の問題が大きい。優秀な人材でも、その部門が必要とする人でなければ合格とならない。もちろん人事は絡んでいるので必要とされる部署との面接がアレンジはされる。応募者は非常に多いので、中途採用もかなり狭い門ではある。私のケースでは25人目に採用になったとのこと。ただし、学歴についてはほとんど不問に近い。高専卒でマネージャーになる人も普通にいるし、そもそも出身学校などは話題にもならない。

採用後に可愛がられる人材は、どこでも同じだが、他部門含めてコミュニケーション能力の高い人間。アピールすることも仕事のうちである。うまくいかない人材は受け身の人である。外資はどこでもそうだが、自分から動いて周りを巻き込んでいくタイプでないと生きていけない。

人事制度や出世コースについておしえてください。

出世コースについては、特にない。外資はだいたい同じだと思うが、職務経歴が重要視されて、社内異動で未経験の業務につくことは稀である。そのため、比較的同じタイプの業務を退職まですることになる。つまり、同系列の仕事をしているメンバーからプロモーションがかかっていくために「この部署は出世できない」というのはあまりないと思う。

ただし、US駐在は出世につながるキャリアになることが多い。US駐在の仕事は、MSはよくお客様を連れて日本から海外出張するケースがあるが、彼らをアテンドしてUS本社の案内やら、接待当手配が主な仕事となる。US本社とのパスもできるので、帰ってきた人は昇進することが多い。

また、希望を出して、日本マイクロソフトからUSの米マイクロソフトに転籍するケースは稀にある。まずは日本法人からの長期出張扱いでUSに行き、何年か後に本社に転籍するイメージである。

出世する人の特徴は自分で戦略プランを立ててどんどん動く人で、受け身の人は出世しない。また、コミュニケーション能力は当然要求されます。マイクロソフトは部門をまたがってバーチャルチームで動くことも多く、他部門連携時にリーダーシップを取ることは出世にあたって必要となる。

学閥はなく、完全に成果主義である。評価方法は、直販をしないため、工夫がされている。評価軸が複数あり、「全社の業績」「自分の部門の担当製品の業績」「自分個人の業績」などが、それぞれ評価軸となり、それぞれの達成率の平均が、給与に反映される達成率となる。つまり「他力本願のラッキーだけで得するケースを防ぐ」という配慮である。

納得感は十分あるが、評価軸によっては自分の力ではどうしようもない数字もあるので(うん百億円とか)、会社全体の業績に左右される部分も大きい。ただし、部署による。ラージアカウント担当の営業の場合は、責任範囲が明確なので、もう少し自分の成績が給与に反映されやすいかもしれない。

残業時間・ワークライフバランスの状況をおしえてください。

残業は全く本人次第。早く帰る人もいるし、ハードワークの人もいる。完全フレックス勤務。ワークライフバランスはかなり取りやすい会社であるが、あくまで成績をちゃんと残していればこその話である。

繁忙期は、直販がないのであまり感じないが、やはり年度末は忙しいかもしれない。有給取得は非常にしやすい。ただし、当然ながら計画を立てて周りに迷惑をかけない配慮は必要。事前に休暇がわかっていれば、周りのメンバーがカバーしあって業務を埋めてくれる。そういう意味ではギスギスした感じはまったくない。

在宅勤務は、今は推奨しているはず。そもそもPC関連の会社のため、モバイルワークやテレワークは推進する方向である。

年収・賞与(ボーナス)など待遇についておしえてください。

職種にもよるが、年俸の70%くらいが固定給で、残り30%が成績連動となる。

年収レベルについて
役員クラスは不明
本部長クラス:1500万円くらい
部長クラス:1300万円くらい
リーダークラス:1000万円くらい
メンバー(30歳位):800万円くらい?

殆どが中途採用のため、前職の年収にかなり左右されているとは思う。昇給は成績が反映され、成績が良ければ上がっていく。(外資には中途入社時から据え置き同然のケースが多いが、そんなことはない)

各役職への到達年齢に関しては、完全に能力次第。部長クラスは30代後半で十分になれる(私もそうだった)。逆に年齢が給与に響くことはあまりないように思う。当然ながら同年代での給与差は大きいが、これは外資では当たり前。

中途採用が殆どで、逆に新卒で入社した人間が少ない。そのため新卒は非常に大事にされるが、非常に狭い門だと思う。ただし、業界でのポジションが特殊な会社なので、新卒でMSに入ってしまうと「他社に転職したときに通用するのかな?」と心配にもなる。

理由は、マイクロソフトはIT業界においてはポジションが圧倒的すぎるためである。ほとんどの会社は電話をするだけで簡単に会ってくれ、新卒社員のときに経験すべきアポ取りの苦労や、飛び込み営業での苦労を経験することがない。ずっとMSにいるのであれば問題ないのだと思うが、意外に離職する方も多く、新卒で入社した多くの社員が定年を迎えるまでマイクロソフトにいるとはあまり思えない。

新卒採用の彼らが、他社に転職した際、今までの特権的なMSのイメージで営業をすると、恐らく苦労すると思われる。転職する場合は、同じく外資に行く人間が多いが、経験上、認知度の低い外資の場合、お客様にあっていただくだけでも苦労する。

業界・企業の将来性をどのように思われますか?

以前ほどの支配力はなくなったが、それでも世界有数のソフトウェア会社であることに変わりはない。課題であったクラウドビジネスへの移行もスムースに進み、改めてこの会社の経営力の高さと底力を感じる。

US本社の人間は本当に優秀。たまに出張で自分と同じ仕事をUSでしている人にも会うのだが、頭の回転が明らかに良い。巨大企業であるがゆえに、ベクトルが合っていない部分や、のんびりした部分、コスト意識の低さなど問題点はあるものの、全体的に底力はものすごく大きいと感じる。

また、外人はあまり働かないイメージが有る人も多いと思うが、US本社のエリートたちは本当にハードワークをしている。

総合的に転職・就職することについてどう思いますか?

トータルで考えると非常に良い会社だと思う。

ただし、あくまで日本法人なので、日本市場やお客様の声を製品に反映したりするには大変な労力と時間がかかる。どうしてもMS側の都合を優先するスタイルになり、かつ相手のメリットはあまりないために、それがストレスになった。

また、直販をしないために「自分がどの程度会社に貢献したのか」というのが非常にわかりにくい。待遇自体はよく、売上が勝手に上がることは良いことなのだが。。。そのため意外に社員が定着しない会社である。転出する人は多い。

社風としては全体的に自由でゆとりのある勤務形態だが、そんなことよりも実績が第一である。また、とんでもない高級車を持っている人が散見される。

社内恋愛や社内結婚、社外の出会いはありますか?

社内恋愛は普通にある模様。ただし、途中入社が多いため既婚者として入社してくる人が多く、社内結婚はそんなにはない気がする。

オフィス環境についておしえてください。

最寄り駅は品川。インターシティなので、駅から5分位で、雨が降っても濡れずにオフィスに到着する。社内食堂があるのと、周りが商業施設なため、食事をするには事欠かない。逆に存在しない種類の料理の店がないかもしれない。

オフィスは移転してそんなに年数が経っていないために非常に綺麗。ワークスペースもゆったりしている。部門にもよるが、結構外に出ていることが多いので、全員が揃ってオフィスがいっぱいな感じにはあまりならない。仕事環境としてはかなり快適だと思う。

以前の新宿のオフィスではエレベーターの台数が少なく、昼休みにはかなり待ち行列が存在したが、それは引っ越しで解消された。

回答日:2018-04-04  

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