ルネサスエレクトロニクス株式会社の年収・評判/課長、部長の年収は?統括部長の口コミ

※写真はイメージであり、当該口コミとは特に関係はありません。

回答者プロフィール
性別

総合職
役職:統括部長
年齢:57歳~59歳
退職(勤務年数36年~37年)



男性
新卒採用
雇用形態:正社員
学歴:大学卒
文理:理系



年収:1200万円
残業時間:90時間
有給取得率:5%


社内における自分の年収状況:管理職であるため残業手当はない。本給とボーナスのみ。本給は900万円。賞与300万円。この年収は同じ年齢や付近の社員と比べて高い。同期40人の中で統括部長以上に到達するのは5人程度。よって同じ年齢の総合職に比べ高い。(年収条件:制限なし)

勤務満足度
満足度総合
★★★★★
★★★★★
(3.125)
職場の満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
勤務環境の満足度
★★★★★
★★★★★
(2)
年収・待遇の満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
仕事内容の満足度
★★★★★
★★★★★
(4)
業界・企業の将来性
★★★★★
★★★★★
(4)
キャリアUPの満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
評価・昇進の満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
女性の待遇・機会均等
★★★★★
★★★★★
(3)
仕事内容

職種:開発


半導体の製造販売を行う会社において、商品の設計を担当する部署に所属。設計範囲は広く、論理設計->ライブライ―・プラットフォーム設計->テスト設計-->レイアウト設計-->商品の特性認定-->製造試作-->量産のGo/NotGoの判定まで広範囲にわたる。担当部署はこの中でライブラリー・プラットフォーム設計以降を担当する部署。これらの業務を一つの統括部が行う構成になっている。この中で統括部長を務めていた。

口コミ回答

仕事のやりがい、大変なところを教えてください。

仕事の内容が世界を相手に展開する内容であった。そのため、ベトナム、台湾、インド、中国、欧米ではアメリカ、ドイツ、英国等世界中に出張する仕事であり、業務の他、文化などの違いも体験でき、個人的な好奇心を十分満たせるものであった。

大変なところは、世界を相手にするため、仕事の技術を極めるほか、語学が必須であり、この勉強とレベルの維持に大変であった。特に海外駐在で折角腕をあげた英語力を帰国後も維持するのに苦心した。

活躍しやすい人、歓迎される人はどのような人ですか?

人材としては無難な人材が歓迎される。優秀であるが突飛な行動はせず和を乱さない人材が採用に有利であった。採用にあってバランスの良い優等生が採用されたという印象を持つ。バランスというのは、健康、素直さ、成績、性格など。キラリとしたモノを持っているか否かは二の次のように見えた。

なお、評価でいったんXが付くと、ずっと背負ってしまう人事制度になっており、回復の可能性は低かった。入社後すぐについた直接上司に合わせない人物はうまく行かない。これには上司の寛大か否かも関係する。

人事制度や出世コースについておしえてください。

終身雇用制度の大企業に35年前に就職したので、いわゆる昔の人事制度で育った。年功序列が基本。学閥は無かった。あくまで人物主義。出世する人材とは、平均点以上の事をやり、直属上司とも折り合いをうまくつけれる人材が昇進が早かった。若いうちは、まだ人間関係のうまくない人物がここで躓くことが多い。特に上司が寛大でない場合、いわゆるパワハラ・いじめの側面が出てくる可能性が高い。これで不器用だけども有意な人材をみすみす潰してしまうか転職に追いやってしまう件を多々見てきた。

このようなケースを早く見つけて解決する人事システムや、中年以降の復活コースの整備などをしっかりさせることが必要と考える。人間が人間を裁く事に100%の納得感はないので、選択肢を沢山設定しておくことが必須であると思われる。

昇進、評価については、退職前は、ちょうど経営危機で外部から人が入ったため、統括部長以上は、多様性がありその意味で選択肢が多く、ダイナミックになった。ただ、中間管理職はまだ古い世代であり、その世代に査定される若い社員たちの昇進評価については、先ほどの述べた状況が色濃く残っていたと考える。

残業時間・ワークライフバランスの状況をおしえてください。

月々で変わるが、年間平均すると~40時間。ただし、IT化によりPCを自宅に持って帰って自宅でメールを利用できる環境になってからは、土日各々6時間ほど仕事に費やすようになった、これを入れると月間~90時間くらいの換算になる。有給休暇の消化はほぼゼロ日。年に一回、風邪をひいて~1日程度休むのみ。有給の付与は勤務年によって違ってくるが、最大20日。

ワークライフバランスはとりにくかった。普段の日は会議・会議の連続で振り回され時間が無い状態。しかし、課題をゆっくり考えなければならず、おのずと土日に出勤して静かな環境で考えたくなる。これが残業を増やす直接的原因。会社の無駄な会議を減らす環境・文化が無い限り、日本の労働生産性は上がらず、残業は減らないと推察する。

年収・賞与(ボーナス)など待遇についておしえてください。

標準的な年齢と年収は、~30歳で主任、年収~500万円。~40歳で課長、年収~800万円。45歳~50歳で部長、年収1000万円。その上が統括部長で~1200万円。この統括部長は年功序列的な色彩は無くなるため標準的な到達年齢は無し。その人物の能力によって部長昇進後すぐに昇格する者もいれば、定年退職前になる者もいる。

2012年くらいまでは昔の年功序列が色濃く残っており、前述の昇進例はほぼキープされており、年収差も+・-10%の差であった。しかし、この5年で、成果主義や非年功序列の手法が導入され、また、中途採用も活発になり、前述の昇進年齢はあくまで参考となった。年収も+・-30%になり同一ランクで倍違うシステムとなった。この差は主に賞与で評価される。

業界・企業の将来性をどのように思われますか?

日立、三菱、NECの半導体部門が統合した会社。その点は人材は皆平均レベル以上が集まっている。事業としては、八方美人であった状態から自動車に特化し始めており、将来性ある業界に焦点を当てている。このための投資・吸収合併は盛んに行われており、最近では米国の会社を買収し、この方針は正しいと思う。これをうまく伸ばせば将来は安定と考える。

心配な点は、人材の面で平均点は高いだろうが、上位5%の有意・鋭意な人材がいないこと。これは5年前の経営危機の際、優秀なリーダーから会社を去ったため。このため折角行った買収も活かしきれるか心配している。

総合的に転職・就職することについてどう思いますか?

この企業で働くことはお勧めする。待遇や休暇は世間の一般企業並み。大企業を出発点としているので、良くも悪くも世間標準から外れない。人間関係も通常の企業並み、特にひどいとかブラック的な事はない。社風は大企業に端と発しているわりには自由。これは半導体という業界の雰囲気による。将来性については前述したように今の40~50歳台に活力のある人材が少ないのが心配、よって若い活発な人はチャンスと思う。業界の仕事が男女を差別することはないが、無駄な会議が多く、夜にも及ぶため仕事時間としては不利。

女性が活躍しやすい環境ですか?

育休・産休・時短勤務のしやすさという制度の点は人並み・世間並み・法律で定められた程度並みになっており、後ろ指をさされる環境では無いと考える。問題は、不効率な会議が乱立しておりそのため労働生産性が低いこと。夕方5時以降の無駄な会議も平気で開催され、会議に出れない者は昇進できないという雰囲気がある。

社内恋愛や社内結婚、社外の出会いはありますか?

個人と会社の分離はしっかりしている。昔の終身雇用のような会社は家族という雰囲気はないし、若い人たちも、会社と個人生活はしっかり分離している。社内恋愛は自由、社外で婚活を求める事も自由。その点では束縛もやりにくさもなく、自由な職場環境。

オフィス環境についておしえてください。

JR東日本中央線・国分寺駅が最寄の駅。そこから2キロ、徒歩で20分、バスで5分ほどのビルがオフィス。固定席であり、比較的ゆったりのスペースであり、そのビル内に社員食堂もあり、コンビニも整備。さらに内科医が常駐する医務室もあり、これらの点で非常に便利であった。会社の外は飲食店街にはなっていないが、国分寺駅前まで行くと、おしゃれな店やおじさんが行く居酒屋が立ち並び、飲みにケーションをするには事欠かない。環境としては便利。

回答日:2018-05-29  

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