株式会社日立製作所の年収・評判/女性の育児、昇進、仕事との両立に関する口コミ

※写真はイメージであり、当該口コミとは特に関係はありません。

回答者プロフィール
性別

総合職
役職:総合職6級
年齢:40歳~43歳
退職(勤務年数18年~19年)



女性
新卒採用
雇用形態:正社員
学歴:大学卒
文理:理系



年収:500万円
残業時間:40時間
有給取得率:50%


社内における自分の年収状況:年収の内訳は基本給24万円、ボーナス100万円、手当てとしてお昼代約900円/日、残業代8-10万円、その他担当職の場合、組合いの手当てが手厚いです。(退職後支払った費用は全額戻ってきます。)日立製作所の同年代の中で、この年収は低いです。理由は昇進していないためです。(10年間、育児勤務体系で、役職のない担当職のままであるため)。他に資格等を持っているとお給料が上がります。(年収条件:制限なし)

勤務満足度
満足度総合
★★★★★
★★★★★
(3.25)
職場の満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
勤務環境の満足度
★★★★★
★★★★★
(2)
年収・待遇の満足度
★★★★★
★★★★★
(4)
仕事内容の満足度
★★★★★
★★★★★
(5)
業界・企業の将来性
★★★★★
★★★★★
(4)
キャリアUPの満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
評価・昇進の満足度
★★★★★
★★★★★
(3)
女性の待遇・機会均等
★★★★★
★★★★★
(2)
仕事内容

職種:ビジョンデザイナー


会社のビジョンを発信するユニットに所属していました。管理職の方が社外的に発表する「ビジョン」を具体的に作成していました。その他の業務として、新規事業を発想するツール開発を行っていました。そのツールを使っての社内・社外向けワークショップの実施し、新事業創生の支援案件を社外の顧客向けに行っておりました。また、同じく新事業創生との事で、社内及びグループ会社向けの研修を実施しており、教育の一環で行っていました。

口コミ回答

仕事のやりがい、大変なところを教えてください。

仕事のやりがいは、大げさな言い方ですが、日本社会、安部政権の方針と共に動いている、もしくは牽引しているふしを、業務を担当していて感じることです。自動運転等、政府だけでは動けないため、政府プラス企業と連携して動いている感覚は働いていて感じます。

大変なところは、大げさですが日本社会を牽引するだけではなく、グローバル社会を見据えて、海外企業の動向も横目でみながら「いつでも抜きん出た存在の企業」であらねばならぬといった意識が、社内・幹部にあり、なまぬるい意識では毎日業務を貫通できない点です。

活躍しやすい人、歓迎される人はどのような人ですか?

新卒の場合、英語力が必須です。ビジネススキルとして英語を使用して会話可能な方、帰国子女の方が歓迎されるようになってきています。プラス業務内容が2年ごとに変わり、スピード感が業務に求められるため、一つの専門的能力プラス、変化に柔軟に対応できる性格や対応できる能力がある方が歓迎されます。

採用に際しては、「あるひとつのことにこだわりがあり過ぎる」人材はあまり望まれていないかと思います。柔軟に何にでも対応できる人材、英会話スキル・コミュニケーション能力があり、飲み込みの早い人材が可愛がられます。飲み込みが遅い人材、柔軟に変化に対応できない人材は、わりとおいていかれている印象です。

中途入社の方は「こういう人材が今欲しい」と思われ、ぴったりマッチした人が入社されています。役職等も見合っているかとは感じます。しかし、業務内容が本当に早くスピーディーに変わる為「この職種・業務をするためにこの会社に入社したのに」と数年後思われる方もおり、即他の企業(年齢にもよりますが)へ転職される方もいました。そういった動きはここ数年での出来事です。

人事制度や出世コースについておしえてください。

まずは男女問わずバイタリティのある人が出世します。本当に分刻みの会議、複数の業務をすべて並行して卒なくこなしていかなければなりません。その為には、夜どのくらい遅くなっても、土日に休みがなくても、海外出張・海外での業務をしたのちに直ぐ普通に業務が始まりますので、「ガッツ」が必要です。

また、博士・修士を持っていても「一つ」のことに突出している方はその分野のトップにはなれますが、事業部等全体を網羅する能力は無いとみられることが多く、「どんな分野でも卒なく、戦力として使える(英語能力含む)」方が昇進する印象です。

学閥について、デザイン系は圧倒的に「千葉大」になります(これは特殊・レアケースだと思います)。更に、慶応は、日立のなかで、「慶応出身の会」があります。結構助け合い、情報交換は活発に行われています。ただ、出世は、部署によるかもしれません。私が知っている限りでは、「慶応」なので出世しやすいはあまり見受けられなかったように思います。今は、国立大学出身で基礎的レベルも高く、最低でも修士を持っているのが前提のように思います。そして対外的に、つながりをもっている(学会や研究等で他とのパイプをもっている)というのも重要です。

評価は2年ごとの成果主義です。ですので、2年目の年度末(3月末)は非常に多忙になります。研究畑ですと、研究報告書を書いたり、デザイン系はツールといった「目にみえる」ものを出していかないと、評価は下がり降格することもあります。

残業時間・ワークライフバランスの状況をおしえてください。

残業は月40時間ほど、管理職はそれ以上です。管理職は平日は打ち合わせで作業が出来ないため、平日夜中に自宅での作業や、土日を作業にあてています。

ワークライフバランスは取り辛いです。そこを狙っている方は逆に昇進しないと思います。期末時期の9月、3月は繁忙期で、更に多忙になります。また、所属する部署によって繁忙期は変わります。(例、企画や総務といった部署では、逆に年度明けが忙しいや、営業職は常に多忙など)

「グローバル化」が求められてから、2年ごとに部署変えがあります。1-2年で成果を出すことが求められます。そして、「帰国子女」の方や、海外での生活経験がある人は良いのですが、「お休み」の日でも、常に自分磨き「英会話」、「新しい情報を発信するイベントに参加」「こういった書籍を読むと良いよ」と回覧されてきます。仕事を忘れて休めるのは年末年始くらいでしょうか。私は有給休暇は、子供の行事関係以外何か、旅行の為等で取得したことはなかったです。

私のいた部署が日立の「ビジョン」を作る、経営陣が講演する内容を考える部隊にいた為かもしれません。常に時間が足りない(残業が「電通さんの事件」以降22時以降の残業は、かなり厳しくなりました)状態です。残業が22時以降できないからといって、業務案件内容・量は変わらないので、自宅で作業するようになってしまうため、外向けの「ワークライフバランス」とは??と思っておりました。

総務の様な事務方の方は「ワークライフバランス」があるのかもしれないのですが、ほぼ、グループ会社に総務の人材を転属させていました。

フレックス勤務については、制度としてはあります。以前はかなりフレックスでの出社(9時や10時出社)がみられましたが、「残業しない」といった総務からのお達しが出てから、フレックス出社があまりみられなくなりました。また、在宅勤務制度はあります(育児中の方利用。プラス介護の方もOK)。

年収・賞与(ボーナス)など待遇についておしえてください。

総合職担当:500万~600万(私の場合、育児勤務体系に10年属していた為担当職です。40歳以上はほぼ主任、課長クラスに昇進。恐らくですが、主任職は700万円位、課長職は800万円位、部長職は900万円ー1000万円、その上の管理職が1000万以上。

大きな昇給タイミングは、30歳後半から訪れます。女性の場合、30歳代が結婚・出産タイミングと重なるため、このタイミングでおおいに「独身」との差が出てしまいます。

また、不思議ですが、独身男性もしくは既婚ではあるがお子さんのいない男性は、最後の昇進の伸びがあまりなく、途中、グループ会社へ出向という事になります。家族を持っている方が何故か昇進の道を進むという傾向が見受けられます。印象としては、既婚子あり男性>独身女性=独身OR既婚子なし男性=既婚子なし女性(時短勤務しなかった女性)>時短勤務を経た女性の順で、昇進するイメージです。子供がいても、途中で時短勤務をしなかった場合は、通常通り昇進可能なイメージです。

グローバル化に社内の体制が舵をきってから、終身雇用や年齢・勤務年数に応じての昇進がなくなりました。昇進は実力に応じてするようになった為、部下が年上、上司が自分より年下という現象がみられるようになりました。また、能力・技術が必要となり「他より転職→即昇進」というケースが見受けられました。

業界・企業の将来性をどのように思われますか?

現在、経団連の会長を幹部がしている点では安泰ではあります。また、インフラ事業に力を入れていて、一度、企業の経営が傾いた経験がありそれ以降、かなり危機意識をもちながら企業は動いていて緊張感を維持できているとは思います。

ただ、電機業界という括りで、この会社をみると他社が多くの部署を切り離したりしており、自らの企業も社会全体の景気が悪くなった時や、インフラ事業や車輌事業の案件が暗礁に乗り上げた時どうなるかは分からないです。

幹部に頼りになる社員がいるため、その方がいる限り大丈夫かなと私ごとながら思っています。

総合的に転職・就職することについてどう思いますか?

他社や、外の方からは福利厚生の面で優遇されていると良く言われました。確かに、制度として整っています(使うか、使えるかは別として)。小学6年生まで、育児勤務が出来るのはあまりないかもしれません。

社風は本当に真面目な方が多いです。人間関係も日本企業の見本の様な気がします。休暇も最近では取得しやすいように「一斉年休」という形で強制的に取れる形になっています。ただ、こういった休暇制度がありつつ、それに全て甘んて有休をきっちり取得したりすると、昇進しなくなり、置いていかれます。但し、新人や健康上の理由の場合はもちろん取得可能です

スキルとして海外在住経験がベースにある方はこの企業では未だ英会話力が高い方が少ないので、「英会話スキル」、「海外での在住経験」がある方プラス、企業が求めるスキルを持っている方にお勧め致します。非常に重宝な人材として扱われます。

女性が活躍しやすい環境ですか?

女性管理職は「外向け」に管理職を増やしている様な印象を持ちます。中途入社以外で管理職に昇進した女性社員は、正直他の男性社員より優遇されている感じがあります。

時短や育休はありますし、取れますが、昇進はできません。女性管理職と育児が両立は出来ません。ほぼ男性社会という事を感じます。これからは男性にも育児が求められると思うので、「これからどうなるか」という感じです。育児時短勤務期間中、保育園代を払う為に働いている感じはあります。勿論残業や、在宅もします(残業代がつきお給料は上がります)ので、育児は手放している感じはあります。祖父母と連携するなど、自分で保育園送迎を全て行うことはほぼ難しいです。
成果主義・アウトプットを2年ごと(正確には1年目には、半分ほど出来ていないと2年目で「C」という査定がつけられ、次年度降格対象になります)に出すのですが、その「ツール」やデザイン関係の冊子を作成すると「成果」として認められます。

ただ、実際にはそれらの冊子、ツールは使われない事が多いです。「評価はされるけれど使われないものを果てしなく作る」ということが起こっております。ここの部分が「評価」に対する納得感といいますか、「評価」と「使われるか否かは別問題」という点に、私はずっと腑に落ちない感を持っておりました。

また、他の方を見ますと、年々、評価の為の成果・アウトプットの質が高くなります。抱えている案件も複数すぎて、評価と並行して、年度末、8-9月末と2月-3月末は土日もない状態に追い込まれていきます。ここまでくると、お子さんのいる方はほぼ、育児は出来ません。家庭が成り立たず、これをずっと続けることがもう難しいと考え、退職した次第です。

社内恋愛や社内結婚、社外の出会いはありますか?

部署内での社員同士の結婚は多いです。

社外の方とも、男性社員の結婚率は高いです。(社外的に結婚しやすいと思われている?奥さんの家族が安心する会社?)

逆に、女性社員がとても結婚率が低いです。

オフィス環境についておしえてください。

赤坂オフィス勤務でした。近隣にはスタバやタリーズ等。カフェが多くあります。朝そこでコーヒーを飲みながら作業している方もいました。赤坂オフィスは駅直結の為、全く雨の日はぬれず駅ホームから直結でオフィスに向かえます。一歩も外に出ないこともしばしばありました。

勤務地、所属している事業所以外で作業できるワークスペースが用意されています。そこでの作業が許されています。印刷やPCも完備されており、出張後戻らずそこで作業をするといった事もできます。

回答日:2018-09-27  

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