
米国のオラクルコーポレーションはIT業界に属したことがあれば知らない方はいないくらいのデータベース管理ソフトの大手企業であるが、この日本法人が日本オラクル株式会社である。また、オラクル本社CEOのラリー・エリソンは長者番付でも常連の顔ぶれだ。そのセレブ生活については、こちらの記事でまとめている。
別の記事で、日本オラクルの吸収合併でオラクル社員となったD氏の記事をご紹介したが、今回は、エンジニアとして30台で転職してきたE氏の転職評判についてご紹介する。
▼エンジニアのD氏の話はこちら▼
日本オラクル株式会社に30台で中途入社したE氏は、セールスコンサルタントとして働いていた。セールスコンサルタントとは簡単に言えばプリセールス・エンジニアのことで、営業に同行し、顧客との商談や打ち合わせなどで技術的知識を活用してクライアントのニーズを把握するのが役割である。
「日本オラクル株式会社のセールスコンサルタントには、大きく役割が2つあります。
1つは、名立たる大企業に対してプリセールスを支援する技術者、2つ目は、製品技術をサポートするバックエンド的な技術者です。前者は、業界や企業に特化して製品を売り込む支援をし、後者は製品に特化して製品を売り込む支援をしていきます。どちらも有名な企業、製品に対しての業務になりますので、やりがいという意味では大きくあると思います。また、製品が豊富にあるので大変なところでもありますが、広く技術を学べるのも良いんですよね。」
1つは、名立たる大企業に対してプリセールスを支援する技術者、2つ目は、製品技術をサポートするバックエンド的な技術者です。前者は、業界や企業に特化して製品を売り込む支援をし、後者は製品に特化して製品を売り込む支援をしていきます。どちらも有名な企業、製品に対しての業務になりますので、やりがいという意味では大きくあると思います。また、製品が豊富にあるので大変なところでもありますが、広く技術を学べるのも良いんですよね。」
E氏は30歳代を日本オラクル株式会社で過ごしたが、その間の年収は年収としては、650~800万ぐらいの間を行き来したという。
「幅があるのはインセンティブ報酬で、所属する部署の売り上げが良ければ、その分インセンティブとして支給されるました。もし仮に年収だけでこの会社で働きたいと思うならお勧めできないです。それは、この会社は昇給が無いからです。中途採用の方は採用時点では大体は年収が増えている状態でしょうが、新卒で入社された方は、新卒のベースのまま10年とか働かなければいけません。もちろんインセンティブで増えたりもしますが、インセンティブのもらえる範囲も大きく変わりません。
また、基本的には裁量制ですので残業という考え方は基本的にありません。いかに効率良く案件をこなして行くかというところになります。評価制度においては、ほぼ成果主義となっていますので、上司、部下がいつのまにか逆転することもありますよ。」
また、基本的には裁量制ですので残業という考え方は基本的にありません。いかに効率良く案件をこなして行くかというところになります。評価制度においては、ほぼ成果主義となっていますので、上司、部下がいつのまにか逆転することもありますよ。」
もちろん日本オラクル株式会社は女性の昇進についても門戸が開かれており、女性のマネージャもいるという。女性の育休についても多くの方が取得し復職しているようだ。復休してもしばらく17時に退社させてもらえる環境も取れ、女性に働き易い環境と言えるとE氏は語った。
最後にE氏に、日本オラクル株式会社をどのような方にお勧めするか伺った。
「”技術”という面では常に最新の情報を得ることができるので、技術が好きなエンジニアには良いと思います。上場しているせいなのか、外資系の割には日本企業っぽい感じで、部署によっては英語を全く使いませんので、ペラペラでなければならないなんてこともありません。技術好きな方がいれば、ぜひチャレンジしてみてください。」
「”技術”という面では常に最新の情報を得ることができるので、技術が好きなエンジニアには良いと思います。上場しているせいなのか、外資系の割には日本企業っぽい感じで、部署によっては英語を全く使いませんので、ペラペラでなければならないなんてこともありません。技術好きな方がいれば、ぜひチャレンジしてみてください。」
オラクル本社CEOのラリー・エリソンについてはこちら。