パナソニック株式会社の年収・評判/新卒入社、60歳で定年退職した部長級、主幹の口コミ

回答者プロフィール
性別

総合職
役職:主幹(部長職)
年齢:60歳~65歳
退職(勤務年数35年~36年)



男性
新卒採用
雇用形態:正社員
学歴:大学院卒(修士)
文理:理系



年収:1200万円
残業時間:20時間


社内における自分の年収状況:年収の内訳は、基本給70万円 ボーナス2回で360万円くらい、管理職だったので残業手当は無し。会社の同年代と比べると、だいたい平均くらい。(年収条件:制限なし)

勤務満足度
満足度総合
★★★★★
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(4)
職場の満足度
★★★★★
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(4)
勤務環境の満足度
★★★★★
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年収・待遇の満足度
★★★★★
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仕事内容の満足度
★★★★★
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(4)
業界・企業の将来性
★★★★★
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(3)
キャリアUPの満足度
★★★★★
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(4)
評価・昇進の満足度
★★★★★
★★★★★
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女性の待遇・機会均等
★★★★★
★★★★★
(4)
仕事内容

職種:開発設計


パナソニックのオートモーティブインダストリアルシステムズ社の中のインダストリアル事業開発センタにおいて、ロボティクス(ロボットや自動搬送車など)向けのシステムデバイス開発責任者および開発品のプロモーターとして仕事をしていました。ロボティクスのプロジェクトが発足し、そこのサブリーダーと幾つかの部門が集まってできたプロジェクトだったので事務局の長も務めておりました。開発リーダーの後は、開発品のプレスリリースなども行い、沢山の会社、研究機関をデモ機をもって訪問しプロモートしました。

口コミ回答

仕事のやりがい、大変なところを教えてください。

会社生活を通じて感じるのは、仕事のやりがいはとてもあったということ。やる気を示すとどんどん仕事を任せてくれた。もちろん組織を大切にするところはあったが、全体としてはアットホームで、とても仕事は楽しかった。

ただし昔は残業が非常に多く、毎日22時くらいまで仕事をしており、たまには徹夜もあった。最近はそこまでの残業は私もしていなかったし、周りも昔に比べると残業は減ったのは時代による変化である。また、会社全体が非常に大きいので、今までの回答は私の経験であり、部署によってはひどいパワハラ、セクハラにあったり、メンタルになる人もいた。ただし、それでも数ある大企業の中ではヒューマン、人間味がある会社だと思う。それはやはり創業者の松下幸之助の精神が今でも受け継がれているからだと思う。

活躍しやすい人、歓迎される人はどのような人ですか?

積極的で意欲があり、基礎能力がある人間が歓迎される。消極的、暗い人は採用を避けられる傾向あり。また、指定校制度が無いようであるのが現実で、ある程度有名校でないと採用されるのは難しい。特に文科系で顕著と思われる。

可愛がられるのは上司に素直な人間だったと思う。あと一生懸命遅くまで仕事をする人間、仕事以外の宴会などでも活躍する人間がかわいがられた。最近はそういう傾向は少し減ったが、それでも上司と部下の関係は今でも大事。

うまくいかないのはあまりにも自由奔放な人間。組織、上司に逆らうような人間はやはりうまくいかない。あとあまりに奇抜な服装をしている人とか、いわゆる業界人的な人は合わない。

なお、最近の中途入社者は給料・ランク・役職が見合う採用が増えている。副社長や他にも社内にそういった例がある。

人事制度や出世コースについておしえてください。

出世するには、仕事で実績があることは必須。開発設計部門であれば開発されたものが商品化されたとか、優れた特許を出願したとかが重要。

そのうえで、やはり人間力が問われる。ある程度学閥もあり、東大、京大、阪大などの人が出世しやすい傾向はある。大阪では京大、阪大卒の幹部が非常に多い。

それでも仕事に対する取組み、意欲、コミュニケーション力等が出世の肝であり、いくら技術力があって沢山の商品開発に貢献したとして出世するとは限らない。そのうえ、出世するためには必ず昇格試験、約2倍の競争力を勝ち抜かないといけない。論文を書いて、あとはその論文に即した発表と面接がある。かなりタフであり、昇格候補者は何度も面談練習を上司や先輩と行うのが通例である。上司も部下を昇格させるのが仕事の一つなので、必死に行う。遅い時間に行ったり土日使って行うことも多い。面接においては、明るく元気な人が選ばれる傾向がある。おとなしい人は不利。それは正しいとは言えないと感じている。

残業時間・ワークライフバランスの状況をおしえてください。

ワークライフバランスは非常に取りやすい。フレックスタイムだし、組合員は半休も認められている。在宅勤務も数年前からOKになっている。有給休暇も一般には取得しやすい。やはりメーカの開発部門であるので、開発設計している商品をお客様に納入しようとして、それがトラブルになって遅れている場合、市場クレームがでてそれに対応する場合などは、問題解決が最優先になるので、長時間残業や徹夜をせざるをえないときもある。一方、閑散期には定時後すぐ帰れるようになっている。

定年前の私の残業時間は20時間、有給休暇は20日ほどだった。ただし、私の場合は定年前だったため取得出来た有給であり、管理職は一般には数日しかとらない。また、残業については、参考までに10数年前の月の残業時間は大体、月で60時間くらいであった。

年収・賞与(ボーナス)など待遇についておしえてください。

私が退職した時、役職は主幹(部長級)で年収約1200万円。過去、課長職になった2000年以降ほぼ1000万円以上、最高1400万円だった。例外として海外赴任していた2001年、2002年あたりは1800万円ほどの年収だった。課長職は大体1000万円以上。部長職になると1300万円以上。

課長職到達は大体40歳前後だが、到達できる割合は全体の1/3くらい。部長職到達は大体45歳前後だが、全体の1/5くらいのイメージ。

部長職の給与が年収1300万円だとして、課長職までいっていない主任職でも年収は残業入れると1000万円前後になるので、課長職になりたくない人もいる。確かに大きな昇給タイミングは昇進の時であるが、昇進のためには上司推薦の上、選考試験がある。選考試験の倍率は2倍くらい。試験に落ちたら次の年は受けられず、さらにリベンジでまた落ちる人もいて、そういう人は仕事もモチベーションが落ちてしまう。

最近は中途でも優遇され、年収・昇進も実力者なら生え抜きより上の場合も増えてきている。

業界・企業の将来性をどのように思われますか?

パナソニックは極めて大きな会社であり、全体としてこれから大成長することはないが、21世紀も生き残るメーカだと思う。同業他社で苦境に陥っている会社が多い中で、パナソニックは数年前の2年連続大赤字のときが一番の危機であったが、それを脱して、この数年は好調。昨年100周年を迎え好調を維持している。

ただし、業種は大きく変化し、今や家電メーカとはいえない。 車メーカーへの部品供給メーカーといえるくらい、今は車向けの事業が好調、全体の中でも大きな割合を占めている。テスラ向けのリチウムイオン電池などの販売が好調だが、それがうまくいかなくなったときのリスクが一番ある。そうはいっても沢山の事業をもっており、いわば分散しているので、潰れるような危機になることはこの数十年は少ないと感じる。

総合的に転職・就職することについてどう思いますか?

パナソニックは大学、大学院卒の新卒でも中途入社でも働くことをすすめられる会社です。理由は、自分がやる気があれば、それがかなえられるような仕事が出来る会社だからです。最近は社内複業制度も始まったと聞いており、ますます働きやすい会社になっている。

待遇も銀行やテレビ局よりは低いものの、かなり高い水準で、休暇も取りやすい。社風も松下幸之助の経営理念が今でも生きており、非常に経営、人事などもしっかりしている会社である。敢えて言えば真面目過ぎて旧態依然のところも残っているが、それでも会社を変えてゆこうというアクションが今は経営層から感じられるのでとてもおすすめである。

女性が活躍しやすい環境ですか?

この20年くらいで女性管理職は大変増えた。30年前はほとんどいなかった。そのうえ、育休・産休・時短勤務もしやすく、女性にとって非常に働きやすい会社になった。それでも日本全体の会社の中で、まだまだ女性管理職が少ないと言われている。それを意識してか最近は女性重役も登場してきた。ただし育休が多いと、昇進が少し遅い傾向はあり。それは当たり前で、昇進試験が受けられなかったりすると、昇進出来ないからである。

社内恋愛や社内結婚、社外の出会いはありますか?

過去は大変社内恋愛、社内結婚が多かった。しかし最近は減っている。特に私のいた職場は少なかった。40代で独身男性、女性も多かった。会社内で求めるのでなく、結婚相談所に行き、相手を見つけて結婚した人も昨年一人いた。あとは社内よりも社外交流のほうが多いようにみえる。あと若くして結婚する人もいるが、大体は学生時代から付き合っている場合である。

オフィス環境についておしえてください。

大阪モノレールの大日駅が最寄り駅であった。最も近いのは京阪電車の西三荘駅かもしれないが、京都から通っていたので大日駅のほうが良かった。歩いて10分くらいで会社。たくさんの建物がある中の一つ。建物までは雨に濡れる。オフィスの席は固定席だった。
フリーアドレスは人事他で採用されつつある。ロッカーあり。お手洗いはウォシュレット付きが殆ど。一定の勤務環境だが、よくあるIT企業と比べて極めて近代的とは言えず、一世代前の職場という感じ。ただし最近はオフィス環境を変えようという取り組みはパナソニック全体であり。

回答日:2019-03-20  

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